帰化申請の不許可理由は教えてもらえない!?

2024.8.18

帰化申請が不許可になった場合、法務局から「不許可通知書」が届きます。結果のみの通知で理由の記載はなく、帰化申請においては不許可理由は原則教えてもらえません。

ご自身で申請され、不許可になってからご相談いただくケースもあります。しかし、行政書士としても最初から情報をヒアリングし書類を作成していない案件に関して後から不許可理由を探るのはご相談者様が想像される以上に難しく、また再申請したとしても許可が下りるとは限りません。

さらに、一度不許可になった事実は既に法務局に記録として残っていますので、2度目の申請はより厳しい目で見られると考えるのが普通です。法務局から見た不許可理由の改善が見られるかという点以外に、一度目の申請と食い違いがあると細かなことでも不利に働く可能性があるからです。

費用はかかっても、最初から専門家を頼る意義はとても大きいと感じています。帰化申請に強い行政書士であれば、不許可に繋がりかねないポイントについて予め理由書を用意したり等、事前に最大限の準備ができるからです。申請者様ご本人から見て特に気になるポイントがなくても、専門家から見ると「ここは危ない」ということはよくあります。

​帰化は人生を大きく左右するテーマの一つです。
安易に自己判断なさらず、頼れる専門家にご相談いただく事をお勧めします。

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