相続の準備、何から始めたら良いか分からない・・・そんな方へ

2024.7.16

老後や遺産分割など、自身や両親の将来に漠然とした不安を抱えていらっしゃる方は多いはず。でも遺言状という言葉には抵抗があり、ご自身の両親にも言い出しにくいというお声をよく耳にします。

​そんな方にはまず、市販のエンディングノートを購入し書いていただくことをお勧めしています。本屋さんの相続関連の書籍コーナーに行けば何種類か置いてあると思います。

色や字体、そしてノートのタイトルなど、お好みで選んでみてください。資産の情報、延命治療の希望、家系図など、ノートを開くと最初は圧倒されるかもしれませんが「軽〜い気持ちで、書けるところからで良いから書いてみてね」と背中を押してあげることも大切です。

​不思議なことに、エンディングノートを記し始めた方は皆様「なんだかスッキリした」と仰います。最初抵抗があっても、「何か大切な事を思い出すたび備忘録としてエンディングノートに記入するようになった」「もっとしっかり言葉を残そうという気持ちが湧いてきて遺言状を書いた」「ペットのお世話の依頼も書いたから安心」など、プラスのお声を聞くことが多いです。

​市区町村役場には、薄いパンフレット状で書き込めるエンディングノートをいただけるケースもあります。相続や遺言状について、日本では家庭内で何となく話題にしづらい風潮があると思いますが、これからの時代は当たり前のように誰もが温かい気持ちを言い残せる時代になって欲しいと願っています。

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